どんな時間帯に筋トレするのが一番いいのかな?
避けた方がいいタイミングってあるの?
こんなお悩みを解決します。
✔︎この記事の内容
- 筋トレを避けるべき時間帯やタイミング
- 筋トレを行う時間帯によるメリットの違い
あなたは筋トレをする時間帯やタイミング、いつも決まっていますか?忙しい社会人やサラリーマンなら、仕事が終わった後や始まる前、朝や夕方など筋トレする時間帯は様々だと思います。
しかし、筋トレする時間帯によっては、筋トレの効果が半減し、さらには身体に悪い影響を与えかねません。
この記事を読めば、筋トレ避けるべき時間帯やタイミングについて5分で理解できますよ。
【結論】筋トレを避けたほうがいい時間帯・タイミング

以下の4つの時間帯・タイミングでの筋トレは避けるべきです。
- 起床直後
- 食後すぐ
- 空腹時
- 就寝前
起床直後
早朝は体が温まっておらず、関節や筋肉を動かすのに適した時間帯とは言えません。また、血管が収縮して、血圧が高くなりやすい状態でもあるため、激しい運動は大変危険です。
また、就寝中には体内の水分が失われているため、十分な水分を取らないまま筋トレを始めると、脱水症状に陥りやすくなります。
さらに、糖質やタンパク質が十分摂取できていないと、体内のエネルギーも枯渇しており、十分なパフォーマンスが発揮できない恐れがあります。
以上の理由から、早朝起きてすぐの筋トレは避け、起床から少なくとも2時間ほど経ってからトレーニングを始めてください。
食後すぐ
摂取した食事を消化吸収するためには、内臓への十分な血液循環が必要です。しかし、食後すぐにトレーニングをすると、筋肉への血液供給が優先されてしまいます。
そのため、食後すぐに筋トレを行うと、胃腸への血液の供給が滞り、消化不良を起こしやすくなってしまいます。
重たい食事の後は、少なくとも1時間半〜2時間ほどあけてから筋トレを始めることをお勧めします。
空腹時
空腹時は体内のエネルギーが枯渇した状態です。この状態で筋トレを行うと、身体は筋肉を分解してエネルギーを生成する、カタボリック作用を起こします。
そのため、筋トレしたのにかえって筋肉が小さくなってしまうという逆効果につながってしまいます。筋トレ前には、必要な栄養素、特にエネルギー源となる糖質を摂取しておくことが大切です。
就寝前
筋トレ後は、心拍数が上がり、交感神経が活発になります。そのため、就寝直前にトレーニングを行うと、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりして疲労やストレスが残りやすくなります。
また、就寝前に筋トレをして、その後食事を摂って寝る場合、就寝中食物の消化にエネルギーを使ってしまうことになるため、身体の回復が不十分になる恐れがあります。
筋肉の成長には質の良い睡眠が不可欠です。寝つきを良くし、睡眠の質を向上するために、就寝直前の筋トレは出来るだけ避けましょう。
筋トレに適した時間帯・タイミングとは?

筋トレは午前中と午後(夕方)どちらがいいの?
筋トレは午前中でも夕方でもそれぞれにメリットがあるので、どちらがいいということは基本的にありません。
自分の生活スタイルに応じて、時間を取りやすい時間帯・タイミングでに筋トレすればOKです。
午前中に筋トレするメリット
午前中は、筋肉の合成に不可欠なホルモン「テストステロン」の分泌量が最大になります。テトステロンの分泌量は午前中が高く、それから次第に下がっていって、夕方には大きく落ち込みます。
また集中力が維持しやすいという点も魅力的。朝はまだ脳や神経を酷使していないため、集中してトレーニングに臨むことができます。
夕方に筋トレするメリット
夕方は1日かけて摂取したエネルギーが蓄積されているため、パフォーマンスを発揮しやすい時間帯です。また、午前中と比較して体温が高まり身体が温まっている状態で、筋肉や関節を動かすのに適していることも、パフォーマンスを上げる要因となります。
さらには、夕方から夜にかけて運動することで、睡眠の質が高まることが分かっています。良い睡眠を取りたいなら、夕方に筋トレすると良いでしょう。
意外な落とし穴!筋トレには避けたほうがいい4つの時間帯・タイミングがある|まとめ
- 起床直後
- 食後すぐ
- 空腹時
- 就寝前
筋トレの効果を最大にするために、今回挙げた4つの時間帯・タイミングは極力避けて筋トレするように心がけましょう。
筋トレする時間帯によってメリットは異なります。自分のライフスタイルに合わせて、自分に最適なトレーニングのタイミングを見つけてみてはいかがでしょうか?